大学の授業についての意識とTwitter利用についてのアンケート

【願RT】大学の授業についての意識とTwitter利用についてのアンケート( #sfcnote 含む) http://ow.ly/10XGu SFCの方も学外の方もご協力何卒宜しくお願いいたします #sfcssm

昨年の10月、慶應大学SFCにおいて始まった

授業中のTwitter利用プロジェクト

その総括をここで行いたいと思います。


個人的には、来学期も継続して使われたらいいなと思っています。

継続のカタチについては、早いうちに詰めたいです。

興味のある来学期もSFC生の方、

お気軽にご連絡・ご意見ください

→ #sfcnote or @gabuken でリプライください。


宜しくお願いいたします。

Twitter時代のイベント ダダ漏れお作法(仮)


上記結果をふまえての、ダダ漏れお作法を提案したい


■イベント主催者の許可を得る
公式 or 公認 が好ましいだろう
ダダ漏れ主がどういったスタンスでそのイベントに関わっているのかを明らかにする
どちらの場合でも、主催者の意図のもと、ダダ漏れするものしないもの
責任を持ってダダ漏れする


■複数の講演者がいる場合は、各自への許可の取り方を相談する
予め主催者からダダ漏れの許可を各講演者にとってもらうことがベスト
当日許可になる場合もできるだけ、主催者から許可をとってもらう
そのために、ダダ漏れの相談はできるだけ早く行う


■通信環境を確かめる
有線LAN:ジャックから何mあるか、ケーブルの有無
無線LAN:種類、参加者の接続数など
その他:イーモバイル等の自前で利用する場合、圏外などではないか
※特にその他の場合は、できるだけ事前の下見を。
 複数通信機器を所持している場合は、全て持っていく。


ダダ漏れ装備をそろえる
PC、通信機器、カメラ、マイク等
各種ダダ漏れレポートを参考に、可能な限りよい装備を。


■外部への告知、説明
ダダ漏れするイベントの日時や内容について説明を。
イベント名、講演者名、講演内容について、映像以外でも情報提供を。


最後に…
ダダ漏れの心得(仮)


ダダ漏れする意義を自分の中でしっかり持つ
そのイベントをダダ漏れすることによる、
各関係者(主催者、講演者、聴衆、ネット聴衆、自分自身)の意義を考える。


■ベストを尽くす
ダダ漏れを宣言した以上、責任を持ってベストを尽くす。
通信環境、放送設備についても、他人に借りるなど、
あらゆる方法を当日現場でも試みる。


■サービス精神を大切に
何よりサービス精神をもって、ネット経由の聴衆にとって、
そして現場にいる人間にとって、有意義なダダ漏れになるように、
レコーディングのタイトルのつけ方や、休憩中の休憩表示、
放送開始終了のお知らせなどを工夫する。


■可処分時間の多い学生こそダダ漏れを!
そして、最後に、学生さんへのメッセージ。
自分が勉強になると思ったイベントや学会などに、
積極的にダダ漏れアプローチをしてみよう!
その場での学びがより主体的になるだけでなく、
ダダ漏れしているということをキッカケに、様々な人と話す機会になる(かも)

12/13情報共有コミュニティワークショップでのUst結果報告

12/13 情報共有コミュニティワークショップにて、
私は、USTREAMというサービスと使って、動画のネット中継を行った。


■今回Ustを行った経緯
#sfcnote プロジェクトとの関連性もあり、実行委員長にUstを志願。
公式ではなく、Twitter上での実行委員長公認のもと行った。


■中継を行った環境
・MacBookAir( Mac OS X 10.6.2 / 1.6GHz Intel Core 2 Duo / 2GB 1067 MHz DDR3 )
EMOBILE D21LC → EMOBILE D02HW
webカメラ(BUFFALO製 3.2M)
・ノートパソコンクーラー(空冷ファン2基)


■中継方法
上記環境で、Ustにて配信。
webカメラを会議机の上に設置し、主にスライドを映した。


■中継結果
・映像
斜め下から見上げる画になった(会議室前方の巨大な幕であったこともあり)
スライドの細かい文字はつぶれてしまった。
・音声
聞き取れないレベルではないが難有り(webカメラ内蔵マイクのため)
・通信
10分以内の接続停止が頻発した。
イーモバイルの機種を替えることで問題は解消。


■録画した映像の一部
「質問回答サイトにおけるQARank を用いたユーザ貢献度の推定 」
http://www.ustream.tv/recorded/3035192

Ust実況反省からの提案

ポスト“Twitter社会論”時代のイベント参加者のお作法(案)
というエントリーを以前書いた。
tsudaる人、イベント参加者、ネット参加者
が、それぞれどんな役割を果たせばイベントがもっと有意義に、
多くの人と価値を共有できるか…という提案だった。


今回は、『情報共有コミュニティワークショップ』にて、
Ustreamで配信しながらtsudaろうと試みた結果をふまえて、


Twitter時代のイベント ダダ漏れのお作法(仮)』


を提案したいと思う。
ダダ漏れとは?→本家の @ksoranoさんのweb『ケツダンポトフ』を参照

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情報共有コミュニティワークショップでのUst結果報告
Twitter時代のダダ漏れお作法(案)

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#sfcnote SFC生による有志プロジェクトについてのお知らせとお願い

訂正 12/11
全教員へのメール送信作戦は辞めることとしました。
タグ上での意見と数人の教員からのアドバイスによるものです。
その経緯と、今後どうするかについては後日お知らせします。
林 健太


今学期、授業を担当している全教員に下記のメールを本日送ります。
先日blogに掲載した文章 ↓ から、若干修正しています
http://d.hatena.ne.jp/sfcnote/20091207/1260197150


現役生、OBから不安視・危険視・批判もありましたが、
行動を起こさなければ、その是非も分からない空中戦で終わってしまうので、
考えた末に送ることにしました。 ↓ メール送る案に対する反応と僕の意見
http://d.hatena.ne.jp/sfcnote/20091208/1260238482


SFC生へのお願い】
賛同してくれる方は、履修授業の担当教員へ、blogのURLや文章を転送して下さい。
sfcnoteの企画に合いそうな授業、興味を持ってくれそうな教員へ、
広めていきましょう!
メールを送信した際は Twitterで #sfcnote タグ付きで報告していただけると嬉しいです。
ご協力お願いします。


下記、実際に送信したメールの署名部分以外です。

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件名:#sfcnote SFC生による有志プロジェクトについてのお知らせとお願い

突然のメール失礼いたします
慶應義塾大学環境情報学部4年の林健太と申します。

#sfcnote ( http://sfcnote.com )
という、私がSFCで行っている大学非公認プロジェクトについて、
周知とお願いがありメールさせていただきました。

・#sfcnote プロジェクトとは?
・お願い
SFCにおけるTwitterの利用実態
Twitterとは?

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#sfcnote プロジェクトとは?

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SFCの講義中に、学生がtwitterで #sfc_(教室名) タグを付け、
講義に関する意見や教員の発言実況、関連情報を付加する行為を推進している。
10/19からスタート ※Twitterについての説明はメール文末を参照。

■目的
教員と学生がオフィシャルとアンオフィシャルの間で、
「開かれた会話と出会い」のある講義を共に創っていく。

■理念
・半学半教2.0(教員と学生、外部も巻き込んでインタラクティブな学びを実現する)
・Xストリーム(講義や大学という枠を超えて、様々なストリームとつながる。新しい人と知の出会い)

■教員にとってのメリット
「履修者の能動的な授業への参加と、授業への詳細なフィードバックを得られる」
ex) 挙手で指名できなかった学生の意見を聞ける。講義外や学外の人の意見も聞ける。

■学生にとってのメリット
「多様な意見を取り入れることによる深い学びの体験」
つぶやきを講義中の教室という場に溶け込ませる。
ex) 他の履修者とのつながり持てる。授業内容について公開雑談。意見交換、疑問や思いつきも共有。


■#sfcnoteに関する資料
【web】 http://sfcnote.com
【利用ガイドラインhttp://ow.ly/FFgD ← 各利用者が安心して使うために
【プレゼン資料】http://ow.ly/I7cT ← 今までの利用状況や今後について
SFCのーたー】http://twitter.com/sfc_notter ← 授業中の利用状況

【blog】 http://d.hatena.jp/sfcnote ← 今までに起きた事や外部からの反応など
【プレゼン動画】 http://ow.ly/J2d6 ← 15分程度

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お願い

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1、大学内における学生のソーシャルメディア利用実態について知ってください。

キャンパス中で無線LANが使え、講義中のノートPC利用率が高いSFCにおいて、
講義内容が外部に漏洩している可能性は今までもありました。
けれど、そのことについて自覚的であった教員、学生は少なかったと思います。
近年では、TwitterSNS等のソーシャルメディアが普及し、
漏洩の際の伝播力は過去の比ではない現状になっています。

#sfcnoteが顕在化させたこの問題について、
「教員・学生の双方の実践と対話による解決」
を図るべきと私は考えています。

新しい講義の在り方、大学の在り方を実践、対話によって創る実験をすること。
(技術的な解決から制度的な設計、モラルの形成など)
これは、私たちSFCが果たすべき社会的なミッションであると思います。
また、この大きな問題の解決のためには、
学事・教員側からの制度の導入でも、学生だけが勝手にやっていることでなく、
教員と学生が共にオフィシャルとアンオフィシャルの間で取り組むべき課題と思っています。

参考)SFCの元教員、小檜山さんの#sfcnoteに対する指摘
http://twitter.com/KenjiKohiyama/status/5302837517



2、学生の授業中のTwitter利用についての意思表示をお願いします

この実験を推進していくためには、教員の協力が不可欠だと考えています。
教員、学生が双方が安心してこのプロジェクトに関わり、対話を重ねていくために、
【利用ガイドラインhttp://ow.ly/FFgD
を作成いたしました。

ガイドラインや各種資料を参照した上で、
講義スタイルや授業内容の性質から、Twitter利用についての意思表示をしていただけると、
教員も学生も今後動きやすいと思っております。

■意思表示方法
SFC-SFSを利用 → 授業ページにて意思表示、履修者にTwitter利用についてメール。
・授業中に宣言する。
 ※システム的な解決策を模索中。例)該当教室タグに意思表示の有無をツイート等。
Twitter上で #sfcnote タグ、または授業開始前に教室タグをつけて宣言。


3、ご意見・ご感想をお願いします

プロジェクトの存在について、利用ガイドラインに対する改定案等を、
下記のいずれかの方法にてお願いいたします。

Twitterにて #sfcnote タグをつけて投稿
・blogへのコメント → http://d.hatena.ne.jp/sfcnote/20091209
・メールへの返信

ご賛同の意志も、批判的な意志も今後のこのプロジェクトの財産となります。
お忙しい中かと思いますが、この実験にお付き合いいただけませんでしょうか?
よろしくお願いいたします。

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SFCにおけるTwitterの利用実態

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■「慶應義塾大学SFCでのTwitter利用実態」(ymrl/慶應大学SFC)
http://docs.google.com/present/view?id=dfpgdx8s_13c4dnvccq
※先日SFCにて行われたイベント Twitter研究会より
http://toremoro.tea-nifty.com/tomos_hotline/2009/12/twitter-f3f1.html

SFC生のTwitter利用率は約4割 (SFC CLIP調べ)
http://sfcclip.net/series2009100201

■教員のTwitter利用実態
http://sfcclip.net/twitter ←アカウント一覧
http://twitter.com/Keio_SFC/faculty ←教員によるTwitterへの投稿(最新)

■授業中のTwitter利用実態
SFCのーたー】http://twitter.com/sfc_notter ← 授業中のTwitterへの投稿まとめ

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Twitterとは?

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http://twitter.com
米国で2006年からスタートしてwebサービス
件名無し&本文140文字制限でテキストをユーザーが投稿し合い共有する。
ユーザーは、注目しているユーザーをお気に入り登録(フォロー)することで、
自分のページにてフォローしているユーザーの投稿を時系列に沿って閲覧する。
チャット、ブログ、RSSリーダーの様なサービス。著名人や文筆業、IT関係者の間で話題。

Twitterについての解説ページ
http://www.greenspace.info/twitter/

#sfcnoteの方向性についての反発・危険視する声


前のエントリー
「大学でのTwitter利用を促進するための教員へのメール(案)」
http://d.hatena.ne.jp/sfcnote/20091207/1260197150


投稿後に、その内容について反発・危険視する声が!
投稿後のTwitter上の意見( #sfcnote タグ等)をとりいそぎまとめてみた
http://togetter.com/li/1543


ここで指摘されたことに対して、まずはレスしてみる。

#sfcnoteの今後について考えるべき論点をまとめてみた

#sfcnote 前ほどの賑わいがないような。。こういうのってルールとかオフィシャリティが高くなってくるとユーザが離れていくような気がする。SFCTwitter依存なキャンパスになるのはちょっとつまらないなぁというかんじ。もっとその先の新しいものにチャレンジした方がよいと思う。

http://twitter.com/hanazaki/status/6433365431


教員へのメールをする背景・目的としては、


・講義情報の流出に対する不安の声への対応。
・学生が勝手にやっていることという前提は保持しつつ、
 教員も巻き込んでこの試みの是非について検討したい。
潜在的に存在していた「講義情報の流出の可能性」という問題の解決方法の一つ

同意。SFCなんだから、自分でメディア作るくらいして欲しい

http://twitter.com/ruwon/status/6433474606

新しいメディア作ればいいってのには賛成はしないな。既存メディアに乗っかってるからこそ外部巻き込めるし、それがおもしろいと思うから。だからこそ、教員の許可とってかっちりするのに反対。閉じたものになっちゃう

http://twitter.com/n0mzk/statuses/6438264230


上記の「メディア」というのが何を指しているか分からないが、
Twitterを使っていく理由は、Twitter依存ではなく、
SFCの環境(設備や人)だからこそできる、新しいツールの活用方法の模索・実験だと思うから。
あくまでTwitterはツール。ツールを活用して、新しいメディアを創っていきたい。
そのための手法として、学生も教員も一緒になってやっていきたい

自体は面白いと思うし使いたいと思ったけどね。オフレコって言ったとこは書かないようにしようねってぐらいじゃだめなの…?

http://twitter.com/n0mzk/status/6436226872

#sfcnote は正直なところあんまり使う気がおきないし、ああやって大々的に教員に知らせるとかやられるとますますそう思う

http://twitter.com/ymrl/status/6436173640


ここで感じたのが、
「教員に知らせる=オフィシャリティが高まる」
「学生が勝手にやり出したことに教員を巻き込むことへの抵抗感」
という意識。


講義は誰のためのものか?
半学半教とは?


教員、学生とかっていうことにこだわらず、SFCにいる人々として、
講義の在り方について学生と教員が一緒に考えた方がよいのでは?

すごい暴力的だと思った。大学側上層部が出すならともかく、学生が授業の即時オープン化を求めてるみたいでけっこう危険

http://twitter.com/ymrl/status/6435864524


即時オープン化を求める っていうのは誤解。
すべての授業をオープンにするべきではないと思うし、意味がないのもあるとおもう。
ただ、一部の講義はオープンにすることで、講義やSFCの価値が高まるものがあると思うので、
それをこのプロジェクトを広めながら皆で考えていけばいいと思う。

何より使うことを強制するシステムとして、SFC全体に組み込むならもっと考え込まれてから教員への依頼(命令?)をするべきなんじゃないかな。てか現状だと正直そんなに利用したいとは思わないし、あのメール案を見る限りだとちょっと攻撃的な方向にシフトしてる気がする

http://twitter.com/halu9/status/6437631162


使うことを強制するシステムになるかどうかも、
これからSFCの学生と教員が一緒に考えていけばいいことだと思う。
「教員への依頼(命令)」というよりは、興味持ってくれたら一緒に考えましょう!
っていう感じなので、考え込むんだものを出すよりはプロトタイプを出す方がいいと。
攻撃的な意志は一切ないのだけど、そういう印象を与えてしまっているのなら、
文体や内容、行為についてどうしたらいいか考えます。アドバイスください。

正直sfcnoteは方向性を間違えてると思う。全部オープンにするべきなのかって議論をすっとばしてるし(知財を軽視してるよね)、プラットフォーム自体もtwitterのシステムにただのりしてるに過ぎないし、何より仕掛け側の主体性のあり方が違う気がする

http://twitter.com/halu9/status/6437757672


「全部オープンにするべきなのかって議論」は、
これからやっていくところなのではないかと。
いま、事業仕分けとかウェブ学会でのUstとか、特権的なものをオープンにする
っていう流れがあって、じゃあ大学は?
ということを取り組んでいくべきだし、そのための方法としては、
まず、やってみる っていうのが大事だと思う。


「仕掛け側の主体性のあり方」が違うという指摘については、凄い悩む。
どういうことか、追加でご意見いただけると嬉しい。


以上、くだけた文章ですが、結構重要な議論だと思います。
blogへのコメント #sfcnote タグへのご意見お待ちしてます!
よろしくお願いします!