ポスト“Twitter社会論”時代のイベント参加者のお作法(案)


09/11/16「ポスト ” Twitter社会論 ” 時代のイベント開催のお作法(案)」
http://nozaki.com/2009/11/16/2546/


というブログエントリーを『Twitter社会論』刊行記念トークイベントの帰りに発見した。
これをみてテンションあがり、実際にイベントでtsudaったりして、
Togetter ( http://togetter.com/ )という
ツイートまとめページ作成サービスを利用しているうちに、


あらゆるイベント、討論会、授業(sfcnote)は、主催者側だけでなく、
参加者がもっと主体的になれば、もっと有意義に、もっと楽しくなるはず!
という思いが強くなりました。
そこで、
ポスト ” Twitter社会論 ” 時代のイベント参加者のお作法(案)
と題してエントリーを書くことを決意


tsudaる
■イベント参加者
■ネット参加者


三者のお作法(案)について提案していきますが、
まだまだ抜けている部分やツッコミどころが多いと思うので、
コメントや @gab_kenへ、ご意見いただけると嬉しいです。


tsudaる


これについては、本家本元の津田大介氏(@tsuda)が、
tsudaる技術」として、著書やイベントで語っているので、そちらをご紹介します。

1. 配布資料を必ず確認する
2. 「数字」を優先的にメモする
3. 文末は「だ、である」調に統一する
4. 無理してすべての発言を拾おうとしない
5. 話の「枕」にあたる部分は投稿しない

ASCII.jp 津田大介氏が語る、Twitter報道論「tsudaる技術」より
http://ascii.jp/elem/000/000/428/428621/index-4.html


これに加えて、事前・現地・事後に分けていくつかご提案


■事前
・イベント主催者に許可を得る
tsudaることを公言する
 ※有意義なイベントをより多くの人と共有する
 ※フォロワーのTLが突然大量に埋まったらビックリする
・電源の有無を確認する。なければ十分な充電や予備PCを用意する。
wifi環境がない場合、イーモバイル等の通信が可能か調べる
 ※会場が地下や田舎だった場合は通信不可な場合がある


■現地
・開演時間前に入場し、準備を整える
・複数のスピーカーがいる場合は役割分担を提案してもよいかも
・スピーカーが複数いる場合は誰の発言か分かりやすく
・発言とスライドの情報も区別しやすくする


■事後
・tsudaった内容をTogetter等を使ってまとめる
 ※他の人がtsudaったものや外部の意見等は話の流れに合わせて編集する
 ※意見付きのRTはTLに加える。単純RTはスキップする
Twitterやブログにてまとめを公開する
・余裕があれば論点の抽出等も行う


■イベント参加者
PCではなくモバイル端末からのTwitter参加を前提とします
・現場の雰囲気や客層などの周辺情報を伝える
・気になるツイートをRT
・できれば自分の意見を追記する
・疑問に思ったことや理解できなかった点などをツイートする
・外部から質問がきたらイベントURLやタグを教える
・tsudaりに誤りがあれば訂正を入れる
・質疑応答の際に指名されなかった場合はTwitter


■ネット参加者
・気になるツイートをRT
・できれば自分の意見を追記する
・スピーカーからの問いかけに対して意見してみる
・本や映画についてamazonなどのURLを貼る
・難解な単語のwikipediaや解説しているwebサイトのURLを貼る


以上です。おわりに…


イベントが生み出すエネルギーは凄い。
リアルの場を加速場として、そのエネルギーをどう濃縮・還元・伝播・活用していくか
ポスト ” Twitter社会論 ” 時代に生きる僕たちが今できることの可能性を信じてます。


ちなみに、僕が通っている慶應大学SFCでは、
sfcnote という大学非公認プロジェクトを行っています。
授業中にTwitter使っていこうよ! というもの。
大学や授業という場が、知の継承の場ではなく、知の加速場となる可能性を信じて
http://sfcnote.com/


こちらについてもご意見いただけると嬉しいです。
否定的な意見ももちろん大歓迎です!